マイルCS2025に出走予定のソウルラッシュ(今年4月撮影、ユーザー提供:ねむねむにゃんこさん)
古豪の
ソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)で史上7頭目の連覇を狙う。
ソウルラッシュは父
ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェの血統。半弟の
ディオは24年の東風Sを制し、関屋記念で2着。伯父の
ヒラボクディープは13年の青葉賞を制している。
ここまで27戦9勝。22年のマイラーズCで重賞初制覇して以降、マイル戦線で安定した成績を収めてきた。一方、大一番では惜敗が続いていたが、24年のマイルCSで遂にGIウイナーの仲間入り。続く香港マイルでも
ヴォイッジバブルの2着に健闘すると、今年のドバイターフでは「世界の賞金王」
ロマンチックウォリアーを下し、海外GI初制覇を果たした。その後も安田記念、富士Sと2戦連続で3着。一般的には衰えが気になる7歳だが、今まさに充実期といった雰囲気を漂わせている。
マイルCSは過去3回の参戦で4着、2着、1着、京都開催に限ると2着、1着だから、最も得意とするレースだ。ドバイターフで手綱をとったC.デムーロ騎手との再タッグも心強い限り。先輩に続く史上7頭目の連覇を果たし、近い将来の種牡馬入りに花を添えてほしい。
【マイルCSの連覇】
・84&85年…ニホンピロウイナー
・91&92年…ダイタクヘリオス
・97&98年・タイキシャトル
・03&04年・デュランダル
・06&07年・ダイワメジャー
・20&21年・
グランアレグリア