11月30日(日)に東京芝2400mで行われる、ジャパンカップ。昨年は
ドウデュースの2着同着だった
シンエンペラー(栗東・矢作芳人厩舎)が今年も出走を予定しており、今朝19日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
先週はCWへの入場で少し手間取るようなところがあったが、今朝はスムーズ。
コンティノアールが先頭、これを
ホウオウプロサンゲが追いかけて、最後方から追走という形。先週は6F標識から速いラップを踏んでいったが、今朝は6F標識が15.0秒。そこからじわじわと速くなっていくラップという感じでゆったりとした走りに見えた。
とはいえ、3コーナーを回るところでは14秒を切るラップになっていて、最後の直線は内から前に並びかけていく。突き抜けそうな雰囲気もあったが、前方に他厩舎の併せ馬がいて、そこまで派手な動きはできず、一旦抜け出してから、
ホウオウプロサンゲに追いつかれるが、相手が並ぼうとするとそれを突き放して先着。手応えにも余裕があった。
時計は6F78.9〜5F63.9〜4F49.7〜3F35.9〜2F22.9〜1F11.4秒。先週に引き続いての80秒切り。6Fの数字自体は先週の方が速いが、動きは今週の方が良かった。まだ良くなりそうな雰囲気もあって、来週の追い切りも楽しみしかない。
(取材・文:井内利彰)