今週の日曜日は、京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(GI・芝1600m)が行われます。
12年以降の京都芝1600mで開催されたマイルCS(計10レース)では、4歳馬と5歳馬の活躍が目立ちます。データ対象の10レースで4歳馬は【4-6-3-31】で勝率や連対率、複勝率はほかの年齢の馬よりも高い数値を残しています。4歳馬は好走率が高いと言えそうですし、今年のマイルCSでも注目の存在になりそうです。
また、12年以降の京都芝1600mで開催されたマイルCS(計10レース)で、5歳馬は【2-3-6-54】となっています。複勝率では4歳馬に次ぐ成績を残していますので、三連系の馬券では押さえておきたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
今年の芝1600mの重賞では富士Sで【残った馬】の
ガイアフォースが優勝し、
ジャンタルマンタルが2着でワンツー決着! ヴィクトリアマイルでは【残った馬】の
アスコリピチェーノ、
クイーンズウォーク、
シランケドで上位3頭を独占しています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
7歳以上の馬
[0-0-0-14]複勝率0%
該当馬:
ソウルラッシュ、
ロングラン※特に言及のない限り、データは12年以降の京都芝1600mで開催されたマイルCS(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想される
ソウルラッシュが該当しました。
12年よりも前のマイルCSではカンパニーが8歳で優勝していますが、この馬は前走でGIを制していましたし、高齢でも能力の衰えがないことを証明していました。ただ、近年のマイルCSでは7歳以上の高齢馬はすべて馬券圏外と苦戦しています。高齢馬は年齢的に能力の
ピークを過ぎている可能性が高いですし、先述したカンパニーは例外として扱うべきなのでしょう。
該当馬に挙げた
ソウルラッシュは今年で7歳になる高齢馬。今春はドバイターフ(G1)を制するなど活躍していましたが、その後の2戦はどちらも3着と物足りない内容。2走前の安田記念はレース中に骨折したようで参考外ではあります。しかし、前走の富士Sは休み明けだったとは言え、前にいる馬を捕まえられないどころか後ろの馬にも差を詰められていた内容は平凡に映ります。
前走で先着を許した2頭は今回のマイルCSにも出走してきます。そのほかにも強敵がいますので、前走よりも相手は強くなります。そのメンバーを相手に前回以上の結果を残すというのは少々イメージしにくいのが正直なところ。
実績はトップクラスの馬ではありますが、年齢に抗えず人気を裏切るというシーンも十分に考えられる1頭。配当妙味も薄いですし、高い評価を与えない方が賢明なのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。