京都競馬場に到着したチェルヴィニア(カメラ・山本 理貴)
◆第42回マイルCS・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル)=11月22日、京都競馬場
昨年の2冠牝馬
チェルヴィニア(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎、父
ハービンジャー)は14時9分に決戦の地に到着した。京都への長距離輸送は秋華賞で経験済みで、馬運車を降りて感触を確かめるように厩舎周りを常歩(なみあし)で周回した。岡本助手は「輸送中も落ち着いていたし、順調です」とうなずいた。
3歳秋から約1年、勝利から遠ざかっているが、2走前のしらさぎSで2着。2023年アルテミスS以来のマイル戦で復調気配を示した。同助手は「1度使っているので適応できると思う。最近、最後に脚が使えなくなっているので、マイルで集中力がもってくれれば」と力を込め、最後に「
レガレイラと同じ4枠7番ですからね」とニヤリ。先週のエリザベス女王杯を制した僚馬に続き、G1・3勝目を狙う。