ルメール騎手騎乗のムルソー(左)がハギノサステナブルの追い込みをクビ差しのぎ人気に応える (カメラ・高橋 由二)
11月22日の京都11R・
シトリンS(3歳上オープン・ダート1900メートル=16頭立て)は単勝1・7倍の
ムルソー(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎、父
レイデオロ)が逃げ切りで2連勝を決めた。勝ち時計は1分56秒9(良)。
4番枠から二の脚を使ってハナに立った。クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=がゆったりと馬なりで運ぶと、競りかける馬もおらず、そのまま直線へ。道中で最後方に構えた
ハギノサステナブルが外から脚を伸ばしたが、気を入れ直すと首差で粘り切った。
ルメールは「ゲートの中で少しチャカチャカしてスタートはあまり良くなかったけど、逃げるためには十分な
スピードがある。ずっといいリズムでペースを維持することができました」と同馬の速力を評価した。