デビュー戦を快勝したノーブルサヴェージ(カメラ・橋口 真)
11月23日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル=11頭立て)は、2番人気の
ノーブルサヴェージ(牡、美浦・森一誠厩舎、父
リオンディーズ)が、デビュー戦を白星で飾った。勝ち時計は2分2秒1(良)。
8番枠から五分のスタートを決めて、そのまま流れに乗って好位3番手へ。道中はリズム良く運び、直線で満を持して仕掛けると、力強い伸び脚を見せて2着の
ショウナンマルチに1馬身1/4差をつけた。
プーシャン騎手は「体も大きくて、厩舎の方で懸念していたゲートの方も問題なく出ていました。2歳にしては、こんなに大きい馬(馬体重548キロ)に乗ったことがないので、すごいフィジカルの体を持っていて、3歳になると距離も2000から2400メートルまでこなせるようになると思いますし、すごく才能豊かでいい馬だと思います。まだちょっと子供っぽい部分はありますが、直線でも集中して走ってくれて、それもすごくよかったと思います」と高く評価した。
森一調教師は「期待通りの強い勝ち方でした。広いコースで伸び伸びと走らせたかったので、この舞台は合っていた。大型馬で、まだ緩さもあるので、まだまだ伸びしろはあります」と喜んだ。