◆第42回マイルCS・G1(11月23日、京都競馬場・芝1600メートル、良)

　G1馬6頭などトップマイラーがそろった一戦は18頭立てで争われ、昨年覇者で2番人気のソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は6着に終わった。

　今年のドバイ・ターフで、香港最強馬ロマンチックウォリアーを撃破。安田記念と、骨折明けで59キロを背負った富士Sはともに3着だったが、本レースへ向け順調な調整を消化した。13日の1週前追い切り後には、池江調教師が「まるでドバイ(・ターフ)の最後のような感じでした」と絶賛していたが、2年連続の栄冠は飾れなかった。

　勝ったのは1番人気のジャンタルマンタル(川田将雅騎手)で、勝ちタイムは1分31秒3。18年4月のマイラーズC(京都)でサングレーサーがマークしたコースレコードタイでレースレコード。2着は4番人気のガイアフォース(横山武史騎手)、3着は15番人気のウォーターリヒト(高杉吏麒騎手)が入った。