2歳未勝利に出走予定のグランマエストロ(今年11月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
GI・6勝を挙げた
グランアレグリアの初仔となる
グランマエストロ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が、土曜東京2Rの2歳未勝利(芝1400m)で初勝利を狙う。
グランマエストロは父
エピファネイア、母グランアレグリア、母の父ディープインパクトの血統。母は19年の桜花賞、20年の安田記念とスプリンターズSとマイルCS、21年のヴィクトリアマイルとマイルCSを制した名牝。さらに祖母の
タピッツフライは米の芝G1を2勝している。馬名の意味由来は「巨匠(西)」。サンデーサラブレッドクラブにおいて総額2億円で募集された。
8月に新潟芝1400mでデビュー。単勝1.7倍の圧倒的1番人気に推されながら8着に終わったが、結果的に当時は仕上がり途上だったようだ。実際、休み明けの前走では0秒7差の3着と内容が良化。血統の期待値を考えると物足りないとはいえ、この馬なりに上昇曲線を描いている。さぁ、今度こそは三度目の正直で初勝利となるか。綺麗な栗毛の馬体が先頭でゴールを駆け抜けることを期待したい。