「園田金盃」(27日、園田)
兵庫の
グランプリレースの12R「園田金盃」は、4番人気の
オディロンが中団から直線で大外を伸びて快勝。無敗の兵庫3冠馬で1番人気の
オケマルは2着に敗れた。
2月姫路の白鷺賞以来となる
オディロンの重賞2勝目は兵庫の
グランプリレース。「前走後は短期放牧に出して、坂路施設でしっかり乗り込んだ。脚元の古傷も問題なく、いい仕上がりだった。今回は価値のある1勝」と森澤友師は感慨に浸った。
無敗の兵庫3冠馬
オケマルの連勝を止めた価値は大きい。
ラッキードリームが逃げて、
オケマルは2番手、
オディロンは5番手で追走。最終4角まで前2頭で一騎打ちの様相だったが、直線に入って大外に進路を取った
オディロンが強襲を決めた。
オケマルは2馬身差の2着に敗れ、新馬戦からの連勝は8で止まった。「残念。無敗神話が終わった。相手が強かったし、直線でしっかり追ったのは初めて。最後はフラついていた」と下原理。管理する盛本信師は「これが競馬。仕方ない」と敗戦を潔く受け入れた。