師走のJRAダート頂上決戦「第26回チャンピオンズカップ」(12月7日、中京ダート1800メートル)は各世代の実力馬がそろい、見応え十分の好カードだ。
23&24年に連覇を飾った
レモンポップが引退。2年続けて、その2着だった
ウィルソンテソーロがいるが、前走JBCクラシックでは5着に敗れた。主役不在の戦国模様と言っていいだろう。
代わって王座を狙うのが3歳馬2頭だ。
ルクソールカフェは前走・武蔵野Sで3馬身半差V。しかも2着に負かした相手が、発馬のロスがあったとはいえ今年のフェブラリーS覇者
コスタノヴァだから値打ちがある。1F延長となる1800メートルに関しても黒竹賞、伏竜Sと2勝しており、問題ない。5歳上で同じ堀厩舎、
アメリカンファラオ産駒の全兄は21&22年フェブラリーS連覇、22年南部杯を制した
カフェファラオ。血統も戴冠を後押しする。
その
ルクソールカフェが3着だったジャパンダートクラシックを快勝したのが
ナルカミだ。羽田盃&東京ダービー2冠馬の2着
ナチュラルライズに3馬身差。
ルクソールカフェとは12馬身差あった。6戦5勝の戦績は全く底が見えない。歴戦の古馬が相手になるが逃げて完封もある。
底が見えないと言えば牝馬の
ダブルハートボンドも当てはまる。前走みやこSをJRAレコードで勝利。前々走のブリーダーズゴールドCで土が付いたものの7戦6勝、完全連対の戦歴が光っている。飛ばす
ナルカミ、追う2番手の
ダブルハートボンドで後続は何もできないケースも起こり得る。
古豪メイショハリオは前走JBCクラシック2着で復活の兆し。もう8歳。年齢には勝てないが、末脚はさび付いていない。うまく展開さえ、かみ合えば。
不気味さなら
シックスペンスだろう。ダート初起用の前走・南部杯で
ウィルソンテソーロの2着に食い込む力走で適性を証明した。距離は1F延びるが芝1800メートルで昨年ス
プリングS、毎日王冠、今年の中山記念と重賞3勝の実績があり、むしろ歓迎。実績馬をまとめて負かす可能性は十分。他に帝王賞で
ミッキーファイトと首位争いを演じた
アウトレンジ、昨年フェブラリーS覇者で底力を秘める
ペプチドナイル、切れ味が魅力の牝馬
テンカジョウなども虎視たんたんと牙を研いでいる。