9日、東京競馬場で行われた2R・パキスタン賞(2歳未勝利牝、芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍){horse=2006104791:カウアイレーン}(牝2、美浦・和田正道厩舎)が、レース序盤からハナに立つと、直線に向いて後続を突き放し、2番人気マイティースルーに2.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分34秒7(良)の2歳コースレコード。さらに2.1/2馬身差の3着には13番人気ゴールドケーが入った。
勝ったカウアイレーンは、父キングカメハメハ、母シルバーレーン(その父Silver Hawk)。半兄に99年スプリンターズS(GI)、01年安田記念(GI)を勝ったブラックホーク(父Nureyev)、半姉に昨年のNHKマイルC(GI)を制したピンクカメオ(牝4、美浦・国枝栄厩舎、父フレンチデピュティ)がいる血統。06年セレクトセール当歳にて3500万円(税抜)で落札されている。10月12日のデビュー戦(東京・芝1600m)はクビ差の2着に敗れており、今回が2戦目での勝ち上がりとなった。
なお、従来のレコードタイム(基準タイム)は、03年11月2日にケイアイウンリューが記録した1分34秒9(良)。今回これを0.2秒更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。