シーキングザゴールドが種牡馬引退

2008年11月12日 02:00

 米・ケンタッキー州のクレイボーンファームに繋養されている種牡馬シーキングザゴールド Seeking the Gold(牡23)が、高齢や生殖能力低下などの理由から種牡馬を引退することがわかった。

 シーキングザゴールドは、父Mr.Prospector、母Con Game(その父Buckpasser)という血統の米国産馬。現役時代はブライアンズタイム、フォーティナイナーらとしのぎを削り、88年スーパーダービー(米G1)、88年ドゥワイアS(米G1)など米15戦8勝の成績を残した。

 90年に種牡馬入りし、Dubai Millennium(ドバイワールドC-首G1)、Jazil(ベルモントS-米G1)、Cash Run、Flanders(いずれもBCジュヴェナイルフィリーズ-米G1)、Heavenly Prize(フリゼットS-米G1)、Cape Town(フロリダダービー-米G1)などの名馬を輩出。日本調教馬もシーキングザパール(モーリスドギース賞-仏G1、NHKマイルC-GI)、マイネルラヴ(スプリンターズS-GI)、ゴールドティアラ(南部杯-交流GI)、シーチャリオット(東京ダービー-南関東G1)などが活躍を見せた。

 後継種牡馬にはCape Town、Mutakddim、マイネルラヴ、ダージーなどがおり、母の父としてもローブデコルテ(オークス-GI、父Cozzene)、シーキングザダイヤ(ニュージーランドT-GII、父Storm Cat)など多くの活躍馬を輩出。その血脈を世界中に広めている。

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