中山金杯、アドマイヤフジが2年連続初笑い

2009年01月04日 15:25

 4日、中山競馬場で行われた新年最初の重賞・第58回中山金杯(4歳上、GIII・芝2000m)は、川田将雅騎手騎乗の4番人気{horse=2002103091:アドマイヤフジ}(牡7、栗東・橋田満厩舎)が、道中は好位を追走。直線に向いて競り合いの中から抜け出すと、2番人気ヤマニンキングリーの追い上げをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分58秒5(良)のコースレコードタイ。さらに1/2馬身差の3着には11番人気ミヤビランベリが入った。1番人気のオペラブラーボは6着。

 勝ったアドマイヤフジは、父アドマイヤベガ、母は97年ステイヤーズS(GII)2着のアドマイヤラピス(その父Be My Guest)。半兄に03年全日本2歳優駿(交流GI)を制したアドマイヤホープ(牡8、佐賀・東美義厩舎、父フォーティナイナー)がいる血統。

 皐月賞(GI)5着、日本ダービー(GI)4着など3歳時からGIで好走を繰り返し、06年日経新春杯(GII)で重賞初制覇。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、昨年のこのレースで重賞2勝目を挙げた。初ダートとなった前走のジャパンCダート(GI)は14着。今回はトップハンデとなる58kgでの出走だった。通算成績29戦6勝(重賞3勝)。

 鞍上の川田将雅騎手はウエスタンダンサーで制した昨年の京阪杯(GIII)に続くJRA重賞制覇で通算12勝目。管理する橋田満調教師はアドマイヤコマンドで制した昨年の青葉賞(GII)以来となるJRA重賞制覇で通算47勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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