28日、阪神競馬場で行われた第18回アーリントンC(3歳、GIII・芝1600m)は、小牧太騎手騎乗の6番人気{horse=2006102315:ダブルウェッジ}(牡3、栗東・田所秀孝厩舎)が、好スタートから道中は離れた3番手を追走。直線に向いて伸びると、12番人気マイネルエルフとの競り合いを3/4馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。さらにクビ差の3着には3番人気ミッキーパンプキンが入った。1番人気のアイアンルックはスタートでやや立ち遅れ、ゴール前で急追するも4着。2番人気のスーニは12着に敗れている。
勝ったダブルウェッジは、父マイネルラヴ、母ファインディンプル(その父Silver Hawk)という血統。昨年10月にデビューし、3戦目で初勝利。つわぶき賞(500万下)2着から臨んだシンザン記念(GIII)では、12番人気ながらアントニオバローズの2着に好走した。不良馬場で行われた前走のクロッカスS(OP)は2番人気で6着。今回が重賞初制覇となった。通算成績7戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の小牧太騎手はワンダースピードで制した平安S(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算15勝目。管理する田所秀孝調教師はオリエンタルロックで制した07年札幌2歳S(GIII)以来のJRA重賞制覇で、通算では7勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。