チューリップ賞、ブエナビスタが3連勝で桜へ

2009年03月07日 15:35

 7日、阪神競馬場で行われた第16回チューリップ賞(3歳牝、GIII・芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.1倍)ブエナビスタ(牝3、栗東・松田博資厩舎)が、道中は最後方を追走。徐々にポジションを上げると、ゴール前で鮮やかに抜け出し、逃げ粘った7番人気サクラミモザに1.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分36秒5(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には8番人気ルージュバンブーが入った。なお、上位3頭には桜花賞(GI)への優先出走権が与えられる。

 勝ったブエナビスタは、父スペシャルウィーク、母は95年阪神3歳牝馬S(GI)を制したビワハイジ(その父Caerleon)という血統。半兄に05年京成杯(GIII)の勝ち馬アドマイヤジャパン(父サンデーサイレンス)、07年シンザン記念(GIII)、弥生賞(GII)、08年京都記念(GII)を制したアドマイヤオーラ(牡5、栗東・松田博資厩舎、父アグネスタキオン)がいる。

 昨年10月のデビュー戦(京都・芝1800m)は、アンライバルドリーチザクラウンに次ぐ3着に敗れたが、2戦目の未勝利戦(京都・芝1600m)で初勝利。続く阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)では、後方追走から直線で並ぶ間もなく突き抜ける完勝劇を演じており、今回がそれ以来約3か月ぶりのレースだった。通算成績4戦3勝(重賞2勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手はビービーガルダンで制した阪急杯(GIII)に続く2週連続のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算64勝目。管理する松田博資調教師はブエナビスタで制した昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ以来のJRA重賞制覇で、通算では46勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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