20日、高知競馬場で行われた第11回黒船賞(4歳上、交流GIII・ダート1400m、1着賞金3000万円)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気
トーセンブライト(牡8、美浦・加藤征弘厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、直線に向いて鋭く抜け出し、圧倒的1番人気(単勝1.2倍)の
フェラーリピサ(JRA)に5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分27秒4(不良)。さらに2馬身差の3着には9番人気
フサイチバルドル(高知)が入った。
勝った
トーセンブライトは、父ブライアンズタイム、母アサヒブライト(その父ジェイドロバリー)という血統。これまでに07年
マーチS(GIII)2着、08年エルムS(GIII)2着などダート重賞で活躍を見せており、今回の勝利が04年サラブ
レッドチャレンジC(交流GIII)以来、約4年7か月ぶりの重賞制覇となった。通算成績41戦9勝(うち地方6戦2勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。