5日、中山競馬場で行われた伏竜S(3歳OP、ダート1800m)は、内田博幸騎手騎乗の1番人気{horse=2006110132:スーニ}(牡3、栗東・吉田直弘厩舎)が、ややバランスを崩しながらのスタートから道中は中団を追走。直線に向くと59kgの斤量を物ともせず豪脚で追い込み、9番人気ナサニエルをゴール寸前でハナ差交わして快勝した。勝ちタイムは1分53秒8(良)。さらにハナ差の3着には6番人気メイショウダグザが入った。なお、2番人気ファインビスティーは4コーナーで落馬し、競走を中止している。
勝ったスーニは、父Soto、母Enabru(その父Roanoke)という血統の米国産馬。昨年のバレッツ・マーチ・セレクトセールにて12万ドルで落札されている。昨年10月のデビューから兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)、全日本2歳優駿(交流GI)を含む4連勝をマーク。初芝となった前走のアーリントンC(GIII)は12着と大敗したが、今回の勝利でダートでは5戦無敗となった。通算成績6戦5勝(うち地方2戦2勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。