25日、福島競馬場で行われた第6回福島牝馬S(4歳上牝、GIII・芝1800m)は、生野賢一騎手騎乗の7番人気
ブラボーデイジー(牝4、栗東・音無秀孝厩舎)が、2番手追走から3角で先頭に立つと、直線では馬場の内を突いて伸び、11番人気
アルコセニョーラに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分53秒7(不良)。さらに1/2馬身差の3着には13番人気
ヤマニンメルベイユが入り、1番人気
ベッラレイアは後方追走から伸び切れず7着に敗れた。
勝った
ブラボーデイジーは、父クロフネ、母ブラボーサンライズ(その父サンデーサイレンス)という血統。昨年1月のデビューから8戦目で初勝利を挙げると、続く3歳上500万下(福島・芝2000m)も連勝。今年2月の壇之浦特別(1000万下、小倉・芝2000m)で3勝目をマークし、格上挑戦となった前走の中山牝馬S(GIII)は6着だった。通算成績15戦4勝(重賞1勝)。
03年デビューの生野賢一騎手(24、栗東・音無秀孝厩舎)はこれがJRA重賞初勝利。管理する音無秀孝調教師はカンパニーで制した中山記念(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算では32勝目となった。