20日、札幌競馬場で行われた4R・メイクデビュー札幌(2歳新馬、芝1000m)は、丸田恭介騎手騎乗の8番人気(単勝55.3倍){horse=2007105775:コスモソルスティス}(牡2、栗東・中尾秀正厩舎)が、好位追走から直線に向くと、先に抜け出していた1番人気タガノガルーダとの競り合いを1/2馬身差制して優勝。これが新種牡馬アドマイヤマックス産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは57秒6(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気デンコウセッカチが入った。
勝ったコスモソルスティスは、父アドマイヤマックス、母がJRA3勝のパールピアス(その父サンシャインフォーエヴァー)という血統。08年HBAオータムセール1歳にて250万円(税抜)で落札されている。
同馬の父{horse=1999107004:アドマイヤマックス}は、父サンデーサイレンス、母が87年七夕賞(GIII)などを制したダイナシュート(その父ノーザンテースト)という血統。現役時代は05年高松宮記念(GI)をはじめ、01年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、04年富士S(GIII)を制すなど、通算23戦4勝(うち海外2戦0勝、重賞3勝)の成績を残した。現在は北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで繋養されており、初年度は84頭に種付けを行い、51頭が血統登録されている。