現地時間4日、米・モンマスパーク競馬場で行われたユナイテッドネイションズS(3歳上、米G1・芝11f、8頭立て)は、E.トゥルヒーオ騎手騎乗の2番人気プレシャスパッション Presious Passion(セン6、米・M.ハートマン厩舎)が後続を大きく引き離して逃げ、6番人気ラウロ Lauroに2馬身差をつけ優勝。昨年に続く連覇を達成した。勝ちタイムは2分10秒97(良)。さらに4.1/2馬身差の3着には7番人気ブラスハット Brass Hatが入り、1番人気コートヴィジョン Court Visionは6着に敗れた。
勝ったプレシャスパッションは、父Royal Anthem、母Princesa's Passion(その父Marquetry)という血統の米国産馬。昨年のこのレースを6番人気で制しG1初制覇を飾り、その後も08年WLマクナイトH(米G2)、今年のマクダイアーミダS(米G2)などを制している。通算成績39戦12勝(重賞7勝)。