現地時間2日、仏・ドーヴィル競馬場で行われたロートシルト賞(3歳上牝、仏G1・芝1600m、12頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗の1番人気ゴルディコヴァ Goldikova(牝4、仏・F.ヘッド厩舎)が、今年の仏1000ギニー馬イルーシヴウェーブ Elusive Waveに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒70(重)。さらに3馬身差の3着にはプロヴィゾ Provisoが入った。
勝ったゴルディコヴァは、父Anabaa、母Born Gold(その父Blushing Groom)という血統の愛国産馬。昨年はロートシルト賞、ムーランドロンシャン賞(仏G1)、BCマイル(米G1)と、牡馬混合の2レースを含むG1・3勝。今年初戦のイスパーン賞(仏G1)は7着に敗れたが、前走のファルマスS(英G1)を制しており、今回の勝利でG1・5勝目となった。通算成績12戦8勝(重賞6勝)。