30日、新潟競馬場で行われたサマー2000シリーズ最終戦・第45回新潟記念(3歳上、GIII・芝2000m)は、江田照男騎手騎乗の5番人気ホッコーパドゥシャ(牡7、栗東・村山明厩舎)が道中は好位を追走。直線で一旦先頭に立った6番人気サンライズベガをゴール前で交わし、同馬にクビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分59秒6(良)。さらに1/2馬身差の3着に12番人気メイショウレガーロが入った。1番人気アルコセニョーラは5着。
勝ったホッコーパドゥシャは、父マヤノトップガン、母ネスカベミューズ(その父ヤマニンスキー)という血統。04年10月にデビューし、10戦目で初勝利を挙げた。昨年6月の垂水S(1600万下)を勝ってオープン入りを果たし、今年4月の福島民報杯(OP)を制覇。前々走の七夕賞(GIII)3着、前走の小倉記念(GIII)2着と、近走は重賞でも上位争いを続けていた。今回が重賞初勝利。通算成績47戦7勝(重賞1勝)。
石橋脩騎手から急遽乗り替わりとなった鞍上の江田照男騎手は、カンファーベストで制した06年関屋記念(GIII)以来およそ3年ぶりとなるJRA重賞制覇で、通算25勝目。管理する村山明調教師は初のJRA重賞制覇となった。なお、地方では7月8日(水)に行われたジャパンダートダービー(交流GI)をテスタマッタで制している。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。