7日、福山競馬場で行われた瀬戸内賞(4歳上、ダート1800m、1着賞金600万円)は、木村健騎手騎乗の1番人気イイデケンシン(牡4、兵庫・田中範雄厩舎)が、スタートから先手を奪うと、直線に向いてもリードを保ち、5番人気キャプテンハート(笠松)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分57秒4(良)。さらにハナ差の3着には3番人気セトノヒット(高知)が入った。
勝ったイイデケンシンは、父サンダーガルチ、母ヘヴンリーアドヴァイス(その父Theatrical)という血統。07年7月に栗東・昆貢厩舎からデビュー。同年12月の全日本2歳優駿(交流GI)を制し、昨年3月にはドバイのUAEダービー(首G2)にも出走した(8着)。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、今年からは兵庫競馬に移籍。前走の夕刊フジ杯(A1、園田・ダート1400m)で移籍後初勝利を挙げていた。通算成績18戦5勝(うちJRA10戦2勝、海外1戦0勝、重賞2勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。