12日、阪神競馬場で行われた4R・メイクデビュー阪神(2歳新馬牝、芝1400m)は、四位洋文騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍){horse=2007104775:ラナンキュラス}(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)が、道中は後方を追走して直線外から鋭く伸びると、先に抜け出した5番人気ベストクルーズをゴール寸前でハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分21秒5(良)。さらに3.1/2馬身差の3着に3番人気アドマイヤサーフが入った。
勝ったラナンキュラスは、父スペシャルウィーク、母は桜花賞などGI・3勝のファレノプシス(その父ブライアンズタイム)という血統。半姉にファンタジーS(GIII)3着のアディアフォーンがいる。同馬はファレノプシスの6番仔にあたり、母の産駒としては初の新馬勝ちを飾った。