20日、阪神競馬場で行われた第27回ローズS(3歳牝、GII・芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気
ブロードストリート(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)が道中は中団を追走。直線半ばで先頭に立つと、圧倒的1番人気(単勝1.4倍)
レッドディザイアの追撃をクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムの1分44秒7(良)は、先週に
モルガナイトが記録した1分45秒1を0.4秒縮めるコースレコード。さらに1馬身差の3着には10番人気
クーデグレイスが入った。なお、上位3頭に秋華賞(GI)への優先出走権が与えられる。
勝った
ブロードストリートは、父アグネスタキオン、母フィラストリート(その父Cozzene)という血統。デビュー2連勝で臨んだチューリップ賞(GIII)で4着に敗れ桜花賞(GI)には出走できなかったものの、スイートピーS(OP)を完勝し、前走のオークス(GI)でも4着に好走していた。通算成績7戦4勝(重賞1勝)。
鞍上の藤田伸二騎手は、
シンゲンで制した
エプソムC(GIII)に続く今年のJRA重賞4勝目で、通算81勝目。管理する藤原英昭調教師は、
サクセスブロッケンで制したフェブラリーS(GI)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では21勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。