83年の有馬記念優勝馬リードホーユーが18日、繋養先である北海道別海町の野付ライディングファームで右後脚球節を骨折。安楽死の措置がとられた。29歳だった。
同馬は、父マラケート、母トモノヒカル(その父ラークスパー)という血統。春のクラシックは骨折のため不出走だったが、秋に復活。菊花賞でミスターシービーの4着となったあと、同年の有馬記念でテュデナムキング、アンバーシャダイ以下を破って優勝した。通算成績8戦3勝(重賞1勝)。
84年から静内町(当時)の伊藤牧場分場で種牡馬入り。その後、静内種畜牧場などを経て野付ライディングファームに移動し、97年に種牡馬生活を引退。功労馬として余生を送っていた。