18日、京都競馬場で行われた第14回秋華賞(3歳牝、GI・芝2000m)は、四位洋文騎手騎乗の2番人気レッドディザイア(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)が、中団の内追走から早めに抜け出し、同じく中団の内追走から馬群を割って追い込んだ1番人気ブエナビスタの追撃をハナ差抑え優勝した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。
なお、2位入線のブエナビスタは4角で外側に斜行し、1.1/4馬身差の3位入線ブロードストリートの進路を妨害したため3着に降着。ブロードストリートが2着に繰り上がっている。
勝ったレッドディザイアは、父マンハッタンカフェ、母グレイトサンライズ(その父Caerleon)という血統。今年1月のデビューから2連勝でエルフィンS(OP)を勝利。続く桜花賞(GI)では1/2馬身差、オークス(GI)ではハナ差でいずれもブエナビスタに敗れ、秋初戦の前走・ローズS(GII)はブロードストリートの2着に敗れていた。今回、初めてブエナビスタに先着を果たし、重賞初制覇を牝馬3冠最終戦の大舞台で飾った。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。