ヒルノダムールは2戦目でVをゲット。「まだ子どもっぽさのある馬。初戦は抜け出してから周りを気にして、ふわふわとしていた。その点を踏まえて、前走は鞍上も集中させていた」と上籠助手は振り返る。1週前追いは、藤田が騎乗して感触を確かめた。「併せ馬だったけど、反応が良かった。鞍上も感心していたよ」と胸を張る。相手強化も望むところだ。
新馬勝ちの内容が鮮やかだ。
ダノンシャンティが演じたのは好位抜け出し。松田国師も「ゴールから逆算すると、10秒台のラップを2F続けて上がっている。短距離じゃないのに見たことがないよ」と驚きの表情。ゲート入りに苦労したが「中間は練習をしている」と対策は万全。伸びしろが見込める2戦目に「来年につながる勝ち方をしてほしい」と力が入った。
松田博厩舎は
アドマイヤテンクウと
アドマイヤプリンスの2頭出しで挑む。「ともに順調。中間も思うように調整ができているからな」と松田博師は納得の表情を浮かべる。期待馬だけに甲乙付けがたい様子だ。「
プリンスは頭が高いけど、もっと走ってもらわんと困る。素質が高いと思っているからな。
テンクウは前走と同じ条件。どんな競馬をしてくれるか楽しみ」と好戦を描いた。
提供:デイリースポーツ