牝馬2頭が虎視眈々/京都金杯

2009年12月30日 12:01

 阪神Cでは8着に敗れた{horse=2003102873:フィールドベアー}。中団で流れに乗りながらも直線では前があかず、満足に追うことさえできなかった。ただ、前走を振り返る野村師の表情は明るい。「厳しいレースになってしまったのは仕方ないね。これまでは伸びを欠くレースが続いていたが、千四でスムーズに折り合って運べていた。あの感じならしまいは伸びてくると思う」とイメージを膨らませていた。これまでマイル戦は2勝。08年の京都金杯では、のちの宝塚記念馬エイシンデピュティの5着がある。「時計勝負でも問題はない。中1週だが、調子はいいですよ」。強烈な一撃で、新春の淀を制する。

 ヴィクトリアマイル2着など、牝馬重賞戦線で活躍中の{horse=2005103851:ブラボーデイジー}。久々に牡馬混合となるが、前走時で534kgの迫力あるボディー。力強さはここでも見劣らない。「折り合いに課題があるからね。エリザベス女王杯(16着)の2200mは長かったが、前走は掛からずにうまく先行できた。マイルは合うと思うので、流れ次第でしょう」と音無師はチャンスをうかがう。

 見直しの鞍だ。愛知杯で14着に敗れた{horse=2004103160:クラウンプリンセス}だが、「前走は馬体が10kgも増えていたし、展開も向かなかったからね」と橋口師は度外視する。5歳で本格化を果たし、1600mの米子S、ポートアイランドSとオープン特別を2勝。得意の距離だけに指揮官の期待も大きい。「牝馬にしては冬毛が出てこない。体調は維持している」と気配は良好だ。

提供:デイリースポーツ

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