二ノ宮厩舎は有力馬2頭出し。三浦助手は「厩舎に勢いをつけてほしいね」と意欲十分だ。左前浅屈腱炎から立ち直り、前走で鳴尾記念を勝った
アクシオンは6歳にして重賞初Vを達成。「今は脚元の不安もない。中間も順調だし、斤量、コースともに問題はない」と手応えあり。
ゴールデンダリアも「前走が悪くない内容。ここも楽しみ」と期待を寄せていた。
アルゼンチン共和国杯3着後は、短期放牧に出されていた
ヒカルカザブエ。「特に疲れはなかったが、気持ちを落ち着かせるために」と岡田師。その効果で精神面は安定している。帰厩後は、陣営が課した調教メニューをしっかりとこなしてきた。「この春は芝の中長距離路線に向かいたい。そのためにも、ここで結果を出して賞金を加算したい」と力強く語った。
トウショウシロッコは昨年、AJCC3着に福島記念2着など重賞でも奮闘しながらVには手が届かなかった。ディセンバーSでは不向きな流れに泣いて5着。「こちらが思っているようには、うまくはいかないね。でも、今回の距離の方が実績はある」と大久保洋師。[1-6-2-6]の戦績を残す2000mをプラスにとらえる。
提供:デイリースポーツ