第17回平安S・GIII(ダート1800m)は京都11Rに12頭で争われ、5番人気の
ロールオブザダイスが1分51秒1のタイムで差し切り勝ち。直線では馬の間を割って抜け出すと、追いすがる1番人気
ダイシンオレンジを半馬身差で退けた。3着には7番人気の
ネイキッドが入った。
東京大賞典でGI馬2頭に食い下がり、3着した実力はダテではなかった。「以前に乗ったときよりも
パワーアップしていた。最後は1頭分あるかないかのところをこじあけて、闘争心に火がついてくれた」と岩田は会心の騎乗に白い歯を見せた。
7年連続の重賞制覇となった角居師も「強いメンバーと戦って、知らず知らずのうちに力をつけていたんだね」と驚きの表情を浮かべた。フェブラリーSは見送って、しっかりと地盤を固める。
ターゲットは交流GIIIの佐賀記念(2月11日・佐賀)だ。「小回りの深いダートは得意な子なんでね」と指揮官。重賞連勝で弾みをつけ、さらなる高みを目指す。
提供:デイリースポーツ