レッドスパーダは美浦Wでキャンター調整。「順調。いい雰囲気だね。鳴尾記念のあとにすぐ使おうかと思ったんだけど、我慢したのが良かった」と藤沢和師は振り返る。今回は昨年のNHKマイルCで2着に好走した舞台。「春の目標は安田記念(6月6日・東京)。そこまでコツコツ積み上げていきたい」。まずはきっちり重賞タイトルを奪いに行く構えだ。
復活への契機をつかみたい
ストロングガルーダ。金曜朝は美浦北の角馬場でじっくり体をほぐした。「もっさり感が抜けない。夏場の方がいい馬かもしれないね」と久保田師のトーンは低い。それでも4勝中3勝を左回りで挙げており、舞台設定は申し分ない。「最近はまともなレースをしていない。ここで何とかいい競馬を」と期待を込めていた。
マイルCS・6着以来となる
スマイルジャックは美浦坂路を1本駆け上がったあと、僚馬3頭とともにWへ。16から17秒台のラップを交えながら1周した。首をグッと下げて気合乗りの良さが目立つ。「時計は予定通りだね。中間はレースから逆算して調整してきた。掛かるのは課題だけど、好位でレースがしたいね」と小桧山師はVイメージを描いていた。
提供:デイリースポーツ