「アネモネS」(芝1600m)は13日、中山11Rに15頭で争われ、好位のインを追走した2番人気の{horse=2007103127:ギンザボナンザ}が、直線で先頭に立った1番人気のアニメイトバイオ(2着)をゴール前できっちり半馬身差し切り、1分35秒6のタイムでV。上位2頭には桜花賞(4月11日・阪神)の優先出走権が与えられる。3着には4番人気のミオリチャンが入った。
「折り合いがついて、いい感じで進めたし、あとはどこに行くかということだけでした」と北村宏は振り返る。直線で前があいた瞬間に、鋭い伸びを見せて差し切った。「反応が軽くて素直。本番もスムーズな競馬なら楽しみ」。好内容での勝利に手応えをつかみ、意欲的な言葉で締めた。
本番まで中3週。「栗東に滞在するかは悩んでいます。環境に慣れるかどうかという問題もあるので」と池上助手。影響を吟味したうえで、最良の道を選択することになる。
提供:デイリースポーツ