牡馬相手に連勝と快進撃を続けている
サンテミリオンは、美浦Wで前日追いを行った。3F43.4-14.4秒。脚ならし程度だったが、軽快な走りを見せた。「調整程度だったが、気持ちよく走っていた。いい調整ができたし、心配はない」と古賀慎師。レースについては「中山は走り慣れているからね」と2戦2勝のコースで迎える重賞を楽しみにしていた。
重賞ウイナーである
コスモネモシン。フェアリーSで後にデイリー杯クイーンCを圧勝した
アプリコットフィズに勝っているように、ここでの実績、地力は上位と言える。最終調整は美浦坂路で行われ、2本目に3F41.2-12.5秒の時計をマーク。菊地助手は「追い切り後の雰囲気はいい。あとは千八でどういう競馬をしてくれるかだね」と上々の反応を見せた。
黄梅賞を勝って重賞に駒を進めてきた
ニーマルオトメ。金曜は美浦坂路を1本上がる軽めの調整を施した。田村師は「体はできてきるので、きょうは坂路を1本。体調はすこぶるいい」と出来の良さを強調。指揮官にとっては08年に
レッドアゲートが2着、昨年は
ディアジーナが2着と悔しい思いをしているレース。それだけに「なんとか勝ちたいね」と意気込み十分だった。
提供:デイリースポーツ