ファリダットは坂路を軽快な脚さばきで駆け上がった。「状態は変わりないよ」と松元師。好調を維持しているが、休み明けの2走は結果につながっていない。復帰戦の六甲Sが4着、前走は16着と惨敗を喫してしまった。「歯がゆいね。京都の広い馬場の方がいい。あとは気持ちひとつ。決め手を生かせれば」と復活を期待する。
マルカフェニックスはCWを流した。4か月ぶりとなるが、重賞ウイナーの態勢は整っている。松永昌師は「いつもの休み明けと違って除外もあったし、結構調教をやっている。1200mは実績があるし、少しでも馬場が乾いてくれれば」と久々でも心配はしていない。
セブンシークィーンは角馬場で体調を整えた。南井師は「状態はいい。ハンデも軽いし、自分のペースで行ければ」とハナを奪う構え。準オープンを逃げ切った舞台で再び
スピードを生かす。
コスモベルは坂路を1本。ゆったりと駆け上がった。5か月半ぶりになるが、仕上がりは問題なしだ。西園師は「休み明けでも動ける状態。ハンデも重くないと思うし、あとは癖を把握しているジョッキーにお任せします」と佐藤哲の手綱さばきに期待を込めていた。
提供:デイリースポーツ