◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都・芝2000メートル)追い切り=15日、栗東トレセン
桜花賞馬
エンブロイダリー(牝3歳、美浦・森一誠厩舎、父
アドマイヤマーズ)が最終追い切りを終えた。美浦での1週前追い切りの後、栗東に移動して調整。この日は坂路を楽な手応えで駆け上がり、54秒6―12秒3だった。
森一調教師は「1週前は向こう(美浦)でしっかり済ませた。(今日は)動きも時計も予定通り。桜花賞のときは併せ馬だったが、今回は単走で気持ちを優先させた」と手応えを示した。
オークス9着以来の実戦。夏を越して馬体の成長は著しく、トレーナーは「数字的にも、490キロ台半ば。つくところに筋肉がついてボリュームアップした」と成長を認める。「1800メートルまでしか勝ち鞍がないので(2000メートルは)ベストではないでしょうが、守備範囲だと思います」とG1・2勝目に期待をかけた。