【クイーンエリザベス2世S】
英・
アスコット競馬場で27日、マイルG1、クイーンエリザベス2世S(3歳上)が開催され、5歳ファルブラヴ(父
フェアリーキング)がラシアンリズム(父キングマンボ)を2馬身差しりぞけて優勝。今年から導入された「BHB・ミドルディスタンス・
チャンピオンシップシリーズ」で中距離チャンピオンに輝いたファルブラヴにとって新たなカテゴリーとなるマイル戦での制覇となった。
昨年のJC勝馬ファルブラヴは、今シーズンイ
タリアのL.ダウリア厩舎からイギリスL.クマニ厩舎に移籍後、5月の仏G1イスパーン賞、7月の英G1エクリプスS、8月のG1インターナショナルSのG1・3勝をあげていた。クマニ調教師によると、ファルブラヴは12月14日のG1香港マイルを目指す。
【フィリーズマイル】
同じく27日、
アスコット競馬場で2歳牝馬限定G1フィリーズマイルが開催された。優勝したのは、2番人気に推されていたマイケル・
スタウト厩舎の
レッドブルーム(父セルカーク)。7月に競走デビューを果たした
レッドブルームは、2戦目の前走で初優勝を果たし、ここがG1初出走初優勝となった。2着には、昨年のJRHAセレクトセールでシェイク・モハメド殿下が購買した日本産馬
サンドロップ(父サンデーサイレンス)が入り、デビューわずか2戦目でG1・2着と好走した。