【レディーズシークレットBCH】
サンタアニタ競馬場で28日、G2レディーズシークレットBCH(3歳以上牝、8.5f)が行われた。昨年の年度代表馬アゼリ(父ジェイドハンター)の12連勝達成に注目が集まっていたが、優勝したのはB.ヘッドリー厩舎の4歳ゴットココ(父シグナルタップ)。残り1ハロンで、先頭を行くアゼリとエロラヴ(父ギルデッドタイム)を捕えてゴール。2位入線したエロラヴは、進路妨害により4着に降着。3位入線したアゼリが2着に繰り上がった。
ゴットココよりも10ポンド多い128ポンドの斤量を背負っての出走となったアゼリは、2002年2月に行われたG2ラカナダS以来、生涯2度目の敗戦を喫した。一方、ゴットココは、今年のラカナダシリーズ完全制覇を達成。前走のG2クレメントハーシュHでは、アゼリの2着となっていた。
【クレメントL.ハーシュ記念ターフCS】
サンタアニタ競馬場で28日に行われた芝10fのG1クレメントL.ハーシュ記念ターフチャンピオンシップSで、ストーミングホーム(父マキャベリアン)が1番人気に応えて優勝。N.ドライスデール厩舎に移籍後、初出走初勝利をあげた。
昨年10月の英G1チャンピオンSに優勝したストーミングホームは、5月のジムムレイ記念Hで北米初勝利をあげた後、6月のG1チャールズウィッティンガムHで連勝。しかし、8月のG1アーリントンミリオンでは進路妨害により1位入線したものの4着に降着となった。ドライスデール調教師は、10月25日のBCターフを目指すことを明らかにしている。
【イエローリボンS】
BCフィリー&メアターフの西海岸における前哨戦であるG1イエローリボンS(3歳以上牝、芝10f)が28日、サンタアニタ競馬場で開催され、1番人気テイツクリーク(5歳、父ラーイ)が、仏オークス馬ミュージカルチャイムズを3/4馬身斥けて優勝。
昨年8月のG1ビヴァリーDSで6着に敗れて以来、前々走のG1ゲイムリーBCH(芝9f)まで5連勝と波に乗っていたテイツクリークは、前走G1ジョンメイビーHで僅差の2着となっていた。