ダイワバーバリアンが銀メダルを獲得。7番手追走から直線半ばで早めに抜け出した
サンライズプリンスをかわしたが、勝ち馬の切れ味に屈した。蛯名は「相手が強かった」ともらした。重賞初Vには届かなかったが、強豪がそろった舞台での2着は価値がある。「コーナーがふたつの東京は合っているし、これだけの時計でよく頑張っている」とたたえれば、矢作師も「よく走ってくれたし、褒めてあげたい」と笑顔で振り返った。
賞金を加算し、ダービーにも出走が可能となったが「無理はさせずに、秋まで休ませるつもり」と指揮官。今後は天皇賞・秋(10月31日・東京)あたりを視野に入れて、調整されることになる。
中団からレースを進めた
リルダヴァルは3着。手綱を取った福永は「一瞬“やった”と思ったんだけどね。最後のひと伸びが利かなかった。勝った馬が強かったよ」とサバサバした表情。賞金加算もできなかったため、ダービーへの夢もついえた。池江郎師は「ジョッキーはうまく乗ってくれたけど、相手が一枚上だった。力を付けて出直すよ」と前を向いた。
提供:デイリースポーツ