ひと回り成長した
ブエナビスタが、府中でその力を誇示する。追い切りは栗東CW。
アドマイヤプリンス(3歳500万下)を6Fで5馬身ほど追走してスタート。4角で内に馬体を合わせると、仕掛ける相手にワンテンポ遅れる格好で気合を注入。シャープな伸び脚を見せて併入し、6F82.6-38.5-12.1秒を計時した。
4月29日に宮城県山元トレセンから帰厩し、ここに照準を定めてきた。「馬体がふっくらとして帰ってきた。先週はイレ込んでハミをかんでいたが(今週は)2回目なので問題なくやれた。いつも通り。変わったことをやる必要はない。動きは十分だし、これでいいと思う」。松田博師は普段と変わらない表情、言い回しで及第点を与えた。
桜花賞以来のマイル戦だが「4回走っているが、全部勝っている。長い距離の方がいいだろうが、東京なら問題はない。相手なりに走るので時計は気にしていない。この馬なりの競馬をしてくれれば、結果は出ると思う」と絶大な信頼を寄せる。ラ
イバルを退けて、再び頂点をつかみとる。
提供:デイリースポーツ