ニュージーランドT以来となる2つ目の重賞タイトルを狙っている{horse=2006102822:サンカルロ}。金曜は美浦坂路を軽めのキャンターで3本上がって調整を終えた。「落ち着きはあるし、状態はいい意味で平行線」と鈴木助手。前走の高松宮記念は小回りの1200mと厳しい条件ながら0.1秒差の4着に好走した。「千四の方が競馬はしやすいから」とコース替わりを歓迎していた。
金曜の最終調整を美浦Wコースで行った{horse=2006103004:デリキットピース}。しまい重点で3F43.5-13.5秒の時計をマークした。鹿戸雄師は「15-15だったが、しまいの伸びは良かったし、順調な調整ができている」と好感触。前走は初めての1400m戦の阪神牝馬Sで12着に敗れているが「問題は折り合いだけで、条件としては心配していない」と気にしていなかった。
2頭出しの古賀慎厩舎。オーストラリアTで6着だった{horse=2004103336:アーバニティ}は、美浦Wで3F41.1-13.4秒の時計を出した。「直線の感じは良かった。体調面はいいので、数字として結果がほしいところだね」とトレーナー。同じくWで軽く時計を出した{horse=2004109289:ゲイルスパーキー}については「東京の千四はいいから」と相性のいい舞台での好走を期待していた。
提供:デイリースポーツ