シルクメビウスの前走は休養明けで5着。「スタートが悪かったし、ちぐはぐな競馬に。それにケイコから動きがひと息だったからね。最後もいつものようないい脚が使えなかった」と領家師はサバサバと振り返る。何といってもJCダートの2着馬。過去には武蔵野S8着からトパーズSをVと休養明け2走目に結果を残していて「使って良くなる。今度はいい」と力を込めていた。

　ナニハトモアレが充実一途。初のオープンでいきなりの重賞挑戦となった2走前が2着。続く前走も2着と健闘した。「前走が10kg増。太い感じはないから成長しているのかな。」と金山助手は笑顔を見せる。前走はレースでメンコを着用。「モタモタしていたから今度はメンコを外してやるつもり。前走と同じようなメンバーだし、ペースが速くなれば」とハイペースを思い描いていた。

提供:デイリースポーツ