5日の凱旋門賞(仏G1・芝2400m)を勝ったダラカニ Dalakhani(牡3・仏国、父Darshaan、母Daltawa)が、このまま引退することが発表された。来年から愛国・ギルタウンスタッドで種牡馬入りする予定。
ダラカニは2歳時の8月29日、仏ドーヴィルでデビュー以来、3連勝でクリテリウムアンテルナシオナル(仏G1)を制覇。3歳になっても連勝を続け、仏ダービー(仏G1)まで6戦6勝の無敗。愛ダービーではアラムシャー Alamsharの2着に敗れ唯一の黒星を喫したが、ニエル賞(仏G2)、凱旋門賞(仏G1)も勝ち通算成績を9戦8勝としていた。重賞勝ちは凱旋門賞(仏G1)、仏ダービー(仏G1)、リュパン賞(仏G1)、クリテリウムアンテルナシオナル(仏G1)、ニエル賞(仏G2)、グレフュール賞(仏G2)、シェーヌ賞(仏G3)の7勝。
父は仏ダービー馬で種牡馬としても成功を収めているダルシャーン Darshaan、兄にデイラミ Daylami(英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS、米G1BCターフ)がいるという血統で、種牡馬としても大きな注目を集めそうだ。