現地時間13日、米・ハリウッドパーク競馬場で行われたヴァニティH(3歳上牝、米G1・オールウェザー9f、6頭立て)は、M.スミス騎手騎乗の1番人気ゼニヤッタ Zenyattaが、セントトリニアンズ St Triniansに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒01(良)。さらに6馬身差の3着にはザルダナ Zardanaが入った。
ゼニヤッタはこの勝利でデビュー以来無傷の17連勝を達成。シガー Cigarやサイテーション Citationの16連勝を超え、香港のサイレントウィットネス Silent Witnessの記録に並んだ。
なお、北米記録はペッパーズプライド Peppers Prideが持つ19連勝。北米以外では日本のドージマファイターが29連勝、プエルトリコのカマレロ Camareroが56連勝という記録を残している。
また、現地時間12日に米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたフラデリH(3歳上牝、米G2・ダート9f、5頭立て)に、昨年の米年度代表馬レイチェルアレクサンドラ Rachel AlexandraがC.ボレル騎手騎乗で出走。2着のディスティンクティヴディキシー Distinctive Dixieに10.1/2馬身の大差をつけて圧勝している。
【勝ち馬プロフィール】
◆ゼニヤッタ(牝6)
父:Street Cry
母:Vertigineux
母父:Kris S.
厩舎:米・J.シレフス
生産地:米・ケンタッキー州
通算成績:17戦17勝(重賞15勝)
主な勝ち鞍:09年BCクラシック、08年BCレディーズクラシックなど米G1・11勝