4日、函館競馬場で行われた第17回函館スプリントS(3歳上、GIII・芝1200m)は、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気ワンカラットが道中は好位を追走。直線に入り抜け出すと、外から追い上げた1番人気ビービーガルダンに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムの1分08秒2(良)は、88年にシンウインドが記録した1分08秒4を0.2秒縮めるコースレコード。さらにクビ差の3着には5番人気アポロフェニックスが入った。
勝ったワンカラットは09年フィリーズレビュー(GII)以来、およそ1年4か月ぶりの重賞制覇となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆ワンカラット(牝4)
父:ファルブラヴ
母:バルドウィナ
母父:Pistolet Bleu
厩舎:栗東・藤岡健一
通算成績:17戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:09年フィリーズレビュー