種牡馬トワイニング、日本へ

2003年10月31日 11:15

 現在、アメリカ、オーストラリアを中心に繋養されている種牡馬トワイニング(牡12)が、来春から北海道・早来の社台スタリオンステーションで繋養されることが明らかになった。

 トワイニングは父フォーティナイナー、母Courtly Deeという血統。現役時代はG1勝ちこそないものの、ピーターパンS(米G2)で2着に7.1/2馬身、ウィザースS(米G2)で5馬身と圧倒的な強さを見せ6戦5勝。唯一の敗戦は年度代表馬に輝いたホーリーブル Holy Bullに喫したもので、G1級の実力を秘めていた。牝系にはヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬S)、ノーリーズン(皐月賞)など日本で活躍した馬も多い。

 当初アメリカで種牡馬入りし、Two Item Limit(米G2デムワーゼルS)などを輩出。日本でもクリストワイニング(3勝)、タイキジリオン(クリスタルC3着)などが活躍し、00年、01年にはリースの形で北海道・浦河のイーストスタッドで繋養されていた。現2歳が日本では初年度産駒という扱いで、マイネルゼスト(函館2歳S4着)など6頭が勝ち上がり、10月26日現在の中央2歳リーディングでも7位とまずまずの成績を見せている。社台グループとしては、エンドスウィープ、スウェプトオーヴァーボードに続き3頭目のフォーティナイナー系種牡馬となる。

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