ドモナラズ、小倉記念もヨシトミで/七夕賞

2010年07月12日 12:06

 「第46回七夕賞・GIII」(芝2000m)は11日、福島11Rに16頭で争われ、後方を追走した11番人気の伏兵{horse=2005103112:ドモナラズ}が、直線で大外に持ち出されると、ゴール前で6番人気のアルコセニョーラをクビ差捕らえてV。絶好調の柴田善に導かれ、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分00秒4。1番人気サンライズベガと2番人気バトルバニヤンが3着同着となった。

 ハンデ52キロの伏兵ドモナラズを見事にエスコートし、柴田善が宝塚記念、ラジオNIKKEI賞に続いて、3週連続の重賞制覇。夏の福島競馬のラストを最高の形で締めくくった。「いい形で今年の前半戦(宝塚記念=ナカヤマフェスタで)を飾れて、夏もいいスタートが切れた。状態が良かったし、ハンデも良かったね」。流れる汗をぬぐいながらさわやかに笑う。3週連続の美酒を「たまたま。いい馬に乗せてもらっているから」と笑うが、それだけではないだろう。昨年、腰の手術をしたことで巧みな技術も蘇った。

 4度目の挑戦で待望の重賞初Vとなったドモナラズは、小倉記念へ。音無師から「ヨシトミ、小倉行くか?」と声を掛けられて「ハイ!一度は小倉、行ってみたかったんですよ」と返した。コンビ続行が即決定。デビュー26年目にして、初めて参戦する南国の地が待っている。サマージョッキーズシリーズも単独トップに立った。今月末に44歳を迎えるベテランの夏は、まだまだ熱くなりそうだ。

提供:デイリースポーツ

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