ショウナンカザンは高松宮記念16着以来の実戦になるが、中間は美浦Pを主体に乗り込まれシャープな動きを披露。「オンとオフを理解していて自分で体をつくる。鉄砲は利くタイプだよ」と菅野助手は話す。「ここ2戦は道悪、荒れ馬場が響いた。とにかく良で、それもパンパンの芝で走らせたい」と重賞初Vへ意気込んでいた。
前走のバーデンバーデンC(5着)は好位から伸びを欠いた
ジェイケイセラヴィだが、骨折明けでトップハンデを背負っていたことを考えれば悪い結果ではない。坂本師は「当時(14キロ)減っていた馬体は回復しているし、張りも出てきた」と中間の良化ぶりを強調。「直線競馬は初めてだけど、何をやらせてもセンスのいい馬。大丈夫」と一発ムードを漂わせた。
提供:デイリースポーツ