JRAは14日、08年のキーンランドC(GIII)を制した
タニノマティーニ(牡10、栗東・須貝彦三厩舎)が、本日付で競走馬登録を抹消したことを発表した。今後は、函館競馬場で乗馬となる予定。
タニノマティーニは父ウォーニング、母タニノメール(その父リヴリア)という血統。02年に後の二冠馬ネオユニヴァースも出走した新馬戦でデビュー(3着)。4歳時には3連勝を挙げるなど芝の短距離戦線で活躍した。08年のキーンランドCでは最低人気(16番人気)の中、札幌芝1200mにおけるコースレコードで勝ち、重賞初制覇を飾った。
その後も昨年の函館スプリントS(GIII)で2着に好走し、10歳となった今年も現役を続行していたが、4日に行われた函館スプリントS(14着)が最後のレースとなった。JRA通算成績は56戦9勝(うち重賞1勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。