12日、中山競馬場で行われた第55回京成杯AH(3歳上、GIII・芝1600m)は、津村明秀騎手騎乗の4番人気ファイアーフロートが、道中2番手追走から直線に入り先頭に立つと、外から差を詰めた7番人気キョウエイストームをハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。さらに1馬身差の3着には5番人気キョウエイアシュラが入った。1番人気セイクリッドバレーは9着に敗れている。
勝ったファイアーフロートは前走の長岡S(1600万下)に続く2連勝を達成。今回が初めての重賞挑戦だった。また、管理する小笠倫弘調教師は今回がJRA重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ファイアーフロート(牡4)
父:スペシャルウィーク
母:バーニングウッド
母父:タバスコキャット
厩舎:美浦・小笠倫弘
通算成績:12戦6勝(重賞1勝)
主な勝ち鞍:長岡S(1600万下)など